まず試合で後ろに下がってしまう子の特徴ですが
・相手の圧力に負けて推し負ける
・あるいは、左右にスッテプを踏むことが出来ず、試合はただ真正面でしかできないと考えしまう
この2点が主な原因ではないでしょうか?
まず下がる癖があるならば、
自分を守るために前蹴りを効果的に使えると、相手は真っ直ぐに攻めてこなくなります
前蹴りってくらえばかなり痛いんですよね・・・
もし突きが苦手なら前蹴りはお勧めです。
それから、相手の打ち終わった瞬間に必ず何か突きや蹴りを出す
それをやらないと、どんどん追い込まれてしまいます。
まっすぐ下がると相手の攻撃をまともに受けやすくなるし、それは人間は前に出る方が下がるよりも速いんですよね。
一方、左右にステップを踏めるようになれば、突っ込んで来る相手の背後に回れますしこちらの方が断然有利ですよね。
下がる必要がある状況というのは、言い換えれば
「相手の真正面に立たない方が良い状況」とも言い変えることができます。
この下がる癖は体で覚えるしか治す方法はないのですが方法としましては、3人で行います
まず下がる癖があるほうの人の後ろに一人着きます
その時サポートする人は手を前に出し下がる癖がある子が下がると痛い思いをする構え方をします
とは言っても組手の構え方で大丈夫です
なぜ下がる癖のある子の後ろに立つのかと言いますと、
下がると痛い思いをするという認識をつけるためです
しかも誰かが後ろに立っていると必然的に下がれないし、絶対に前に攻めるかカウンターをとるしか方法はありませんよね?
例えば、いうことをきかない子をたたいてしつけをする
これも一種の恐怖感を植え付けるためでもあり、同じことは繰り返さなくなりますよね?
これと一緒で、下がる癖のある子の後ろに一人立つことにより下がると
痛い思いをするということを体に覚えさます
私も下がる癖があったんですが、
父親が後ろに立ち、下がるとげんこつをされていました。
「なにくそ」と反発したくはなるんですが、これのおかげで恐怖心もあり
下がる組手からサイドに回る組手に変わったんですよね
それで、もう一人の相手は普通に試合組手と同じ感覚で組手をします
で、下がる癖のある子はその前の子の突きをみてカウンターなり自分から攻めるしか方法がなくなります
下がる癖のある子は下がってしまうと後ろに人がいるので痛い思いをしてしまうので
左右によけるしか方法はなくなるのです。
3人が難しい場合は、下がる癖のがある子を壁の前に立たせて組手をします
壁があるとぶつかるし、回り込むしか方法はないですよね?
この練習で身体に叩き込むことによって下がる癖も改善できると思うで是非やってみて下さい!
3つの意識でかわる |
まず組手のイメージを変えることから始めます。
一度突きや蹴りで痛い思いをするとそれが原因で組手が怖くなる
それで組手を辞める子も中にはいますがそんな時にいつもアドバイスをしているのが
①こわくないと自分に3回唱えかける
②審判の用意始めの合図で自分から刻み突きでしかける
これはなぜいいのかと言いますと、構えた瞬間って相手の様子もみるし、まさか攻めてくるなんて
予想はしませんよね?
そこを利用して相手に一気に攻め込みます
これが出来るよになれば相手は、反応できないのでポイントをとりやすくなります
③とにかく前に前に攻める
これは重心も関係をしてくるのですが、どうしても後ろに重心があると下がってしまうので
この重心の位置を正す必要があります。
この重心に関しては次回紹介します。
なのでまずは、下がらない練習から始めてみて下さい