今までの試合を振り返えてみると、どうでしょうか?
「結果は残しています!!」
「毎日練習をしているのに、結果がでません・・・」
様々な意見があると思いますが、まずは試合が終えたら、必ず自分の試合を振り返えって欲しいのです。
それはなぜかと言いますと、一番自分に足りない要素が試合に表れているからです。
普段の練習では、なかなか自分の練習は振り返らないと思います。
なので、試合ほど、自分になにが足りなくて、なんで負けたのか。
最速で弱点を克服できる材料となります。
今回は質問でも多かったように、相手にばれない、光速刻み突きについて紹介しようと思います。
あの荒賀選手のように。
まるで、相手が全く反応できない刻み突きがあなたにもできたら!
どうですか??
もう、怖いものなしだと思いませんか?
そんな、荒賀選手みたいな光速刻み突きが出来るようになりたいなら、今すぐに、荒賀選手が普段どのような練習方法を行って、あの光速刻み突きを手に入れたのか!
気になりませんか??
では、荒賀選手に学ぶ光速刻み突きの練習方法はこちら・・・
荒賀選手は、空手を3歳から始め、両親が空手の先生だったので生活の一部として空手があったそうです。
常に、生活環境の一部として空手があったんですね!
とにかく幼いころから、組手が大好きな子どもで、友だちといっしょに稽古するのが楽しみだったそうです。
幼稚園のときから、数多くの試合で優勝を果たして、ますます空手が面白くなったと。
試合で優勝をすることにより、やる気もUPしました。
練習では、相手の選手よりもいかに、突きや蹴りのスピードがどうやったら速くなるのか、日頃の練習から常に考えていたそうです。
これはどこの道場でも行われているかも知れませんが、先生のかけ声で突きや蹴りを行いますよね?
私の道場では、30回×3セットで行っています。
この時、力を抜いた状態から一気に全身の力をこぶしにのせる感覚で突きや蹴りが出来るようになればあなたが感じたことのない、スピードが生まれます。
私も幼いころ道場の先生から「お前は肩に力が入りすぎているから、力んだ突きをしてもったいない」と、口を酸っぱくして何度も注意をされてきました。
そのおかげもあり、自分のなかで試行錯誤をすることにより、生み出した方法があります。
それは、腰の回転と同時にかまえた状態から、ムチがしなるように突きを出す。
これを意識しながら練習をするうちに力まなくなり、相手にバレない突きが出来るようになりました。
この練習方法は、荒賀選手も行っていたそうです。
また、あなたはこんな経験をしたことはありませんか?
自分より身長が高い選手ばかりと試合をする。
こういう場合は、道場で自分より背が高い人と練習をするようにしてください。
なぜかと言いますと、試合でいきなり自分より身長が高い選手と試合をするとどうですか?
怖くなって、逃げだしたくなりますよね?
でもこれを、練習の時からやっていたらどうでしょうか?
慣れてることもあり、怖さはなくなりますよね?
なので、自分より身長が高い選手と試合で対戦することが多い人は、練習の時から自分より身長が高い人と練習をするようにしてください。
最初は怖いと思いますが、そこで逃げず、何度も立ち向かう練習をしてみて下さい。
これは、荒賀選手も言っていたんですが、荒賀選手は、もともと身長が低く常に自分より大きな相手と練習をしていたと。
先生である父親から逃げていたら、怒られていたそうです。
その中で、「技」だけではなく、相手に負けない強い心も鍛えられてきます。
では、今日からできる光速刻み突きの練習方法を紹介します。
①相手にタオルをもってもらいます。
②高い位置からそのタオルを相手が好きなタイミングで手を放します。
③組手の構え方をしたまま、もう一方の人はそのタオルが落ちてくるタイミングを察知して素早くタオルをつかみます。
④これは10回×3セット行ってみて下さい。
あるいは、写真のようにタオルをひっかけて、このタオルを素早く取る。
これだけでも突きは、速くなります。
とにかくこの練習方法はライバルにバレずに出来る練習方法なのでおすすめです。
では次の試合に向けて今日から練習をしていきましょう。