こんばんは

めぐ@丁寧な空手家育成教室(@karateOlympic)です。

 

今日もブログを読んでいただき

ありがとうございます。

 

【子どもと向き合う基礎講座】の5日目です。

 

5日目の今日は

保護者の方に頂いた質問についてお答えします。

 

うちの子は、決めたことが長く続かないんですよね。

それに、感情を抑えるのが苦手だし、自尊心がないかもしれない…

と悩んでいる親御さんは

意外と多いのではないでしょうか?

 

でも、そもそも自制心って何?

ってなることはないですか。

 

自制心とは

自分の感情をコントロールする精神力という意味です。

 

自制心がないと、

自分の感情をコントロールするのが苦手で

継続力がなく、三日坊主で終わることが多く

自分で決めたことをころころと変えてしまう。

 

楽したいあまりに自分を甘やかしてしまう。

 

自制心がない人は、楽することが当たり前になって

我慢や苦手なことがあると避けようとしてしまいます。

 

相手との約束や決められた時間よりも

自分の都合を優先してしまう。

 

相手に迷惑をかけ

相手の気持ちが考えられない子になってしまったら

悲しいじゃないですか?

 

学校から帰ってきて宿題もせずに

「ただいま」と聞こえたかと思えば

もう家から飛び出し友達と遊びに出かけている。

 

自分がやりたいこには

夢中になるのに、なんで後回しにするかなと

いつも思ってしまう。

 

挙句の果て

「遊び終わってから宿題をやろ!!」と決めいていても

そのとのきの気分によって宿題をやらなくなってしまう。

 

そのため、いつも宿題はぎりぎりまでやらない。

 

 

継続をしないといけないのに

「勉強より遊びたい」と目の前の欲望に負けてしまい

自分の気持ちをコントロールできなくなってしまう。

 

そんな大人だけにはなってほしくないですよね…

 

子どものときから

「あれはしちゃダメ、これはやっちゃダメ」と

制限をかけられて育ってしまった子は

 

先生や親から解放されたとき

「感情のままに生きるのがこんなに楽なのか!!」と

感じるようになり

我慢することができない
大人になることもあるんですよ。

 

子どものころは、素直で良い子だったのに

今はだらしがないって子、近所にいませんか?

 

子どもの時の我慢が大人になって

反動したんですよね。

 

この自制心が育たない原因は、

幼い頃に育った環境も大きく関係してくるので

あれもダメ、これもダメと制限をするのではなく

 

お子さんと約束をして

お子さんが絶対に守れそうな約束を一緒にしてください。

 

お子さんも約束をした以上は
簡単に破ることはできないので。

 

幼いときの経験が

大人になって役に立つことばかりなので

お子さんにはいろいろな経験をさせてあげてくださいね。

 

小学生の間までに、自尊心が育つと

1つのことに集中できるようになり

ブレない芯をもてるようになり

大きな結果を出すこともできます。

 

嫌なことから逃げず

目標を達成するまで

努力を惜しまない人になるんですよ。

 

今のどきの子どもは

我慢や継続ができない子も増えてきています。

 

言葉で伝えることができず

感情で動いてしまうことが多いため

泣いて助けを求めたり

嫌だから友達を叩いていてしまった。

 

口より先に手が出てしまう。

 

なんてケースもよくある話なので

ちゃんと嫌なことは嫌という。

 

暴力で解決するのではなく

言葉にして、自分の気持ちを相手にちゃんと届けられる

人になって欲しいですよね。

 

あなたは、TPOができる子供に

育って欲しいと願っていますよね?

 

 

相手との約束をしっかり守り

やるべきことはちゃんと自分でできるようになり

礼儀正しく、人に好かれる人にも

お子さんはなれるんですよ。

 

これができるようになれば

人間関係もうまくいきます。

 

社会に出れば

子どものころのように

自分が好きなように生きていくのは難しく

 

時にはやりたくない仕事も率先して

頭も下げないといけない。

 

上司にけちょんけちょんに言われたりするかもしれない。

 

世の中は自分中心に回っていないため

自己中心的に考えてしまうと

人から嫌われてしまいます。

 

なのであなたがお子さんをこれから先

どう育てていくかでかなり大きな分かれ道となります。

 

お子さんをいい方向にも

悪い方向にも導いてあげられるのは

親のあなたしかいなんですよ。

 

お子さんのために、今しかできないことを大切にし

家族の時間を増やして欲しいんです。

 

お子さんと関わる時間はあなたが思っている以上に

あっという間に過ぎていくもんなんですよ。

 

あなたが今お子さんにできることは

全力でお子さんと向き合うこと。

 

だから今回保護者の方に頂いた相談で最も多かった

お子さんの自制心の伸ばし方についてお話をしました。

 

子育てに正解はないので難しいんですが

何事もメリハリが大切なんですよね。

 

子どものやっていることに一切口を出さずに

子どもの好きなようにさせておく。

 

何でもかんでもお子さんのしたいようにさせていると

お子さん自身も成長できないからですね。

 

自分の頭で考えさせずに

答えを教えてしまうと

お子さんの思考力は身に付きません。

 

なんですぐに答えを教えるのではなく

お子さんに考えさえる訓練を行うことも必要ですよ。

 

世の中には正解がないものばかりです。

 

その正解がない世界から
あなたのお子さんが答えを導き出す。

 

これは子どものうちから訓練をしておかないと

大人になてからかなり苦労します。

 

頭が柔らかいうちに

吸収させていきましょう。

 

私の有料プログラムに

参加しているお母さんから

こんなご相談がきました。

 

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めぐさん、こんにちは。

私の子は自分から自宅で練習をせずに

ゲームやYouTubeに夢中になり

私の話を聞いてくれません。

 

その姿をみるたびにイライラして

「○○くんはあんなに練習を頑張っているのに

あんたはなんでいつもゲームやYouTubeばかりをみて

練習しないの?もっとあんたも○○くんみたいに頑張りなさい」

 

と、つい周りの子と比べてしまうんですよね。

頭の中では「ほかの子供と比べるのはよくない」と
わかっているのに

 

なかなか上達をしない我が子をみて
「なんであの子はできるのにうちの子はこんなに

できないんだとう…」と

 

他のお子さんができていることばかり目がいき

どうしたらいいのかわかりません。

 

このままだと

子どもの自制心は育たないですよね。

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このように悩んでいる親御さんも
多いのではないでしょうか?

 

自宅での練習を率先して行えるご家庭は

1%なんですよね。

 

残りの99%の方は

自宅での練習ができないと

悩んでいらしゃいます。

 

明確的な目標がない限り

自宅で練習をしようとはあまり

思わないんですよね。

 

お子さんの中で

自宅で練習する優先度が低いと

自ら練習をしよう!!ってはならないんです。

 

自宅での練習をしない子をほったらかしにしている

親御さんもいますがこれでは自制心は育ちません。

 

むしろどんどんわがままな子に
なってしまうかもしれないです。

 

でも実はこの時の親の対応の仕方で

お子さんが自ら練習をしだすようにもなるんですよ。

 

「ゲームやYouTubeばかりみていないで

練習をしなさい」

 

というと、実はお子さんは

反発をしようとする力が働き

聞いていなふりをするんですよね。

 

ようはお子さんはあなたがどう行動にでるのか

試しているのです。

 

練習をしなさい、しなさいというたびに

子どもは練習をしなくなる。

 

だから子どもが自ら練習をしようとしない場合は

ゲームの中で、練習に直結させる。

 

ゲームなんかで子どもが練習をするようになるの?と

 

思われるかもしれませんが、イギリスのオックスフォード大学が行った研究がありまして

「楽しく自制心を育てる策」があるんですよね。

 

それを活用して

私が教えている生徒に実際に試してみたんです。

 

そうすると

それが面白かったみたいで

自宅に帰っても

 

今日は「○○のゲームを練習中にしたんだよ」と

楽しそうに話してくれた。

 

お子さんが好きなことで

練習に結び付ける。

 

まずは「練習」と思わずに

楽しむといいですよ。

 

なぜこのような遊び方が
自制心を育むのかについてですが

 

ゲームの中で、ルールに縛られることで
忍耐力がつくからではないかと

考えられています。

 

稽古もしっかり頑張っているのに

そのうえ、自宅でも練習をしないさいと言われてしまうと

お子さんの心の休憩もできないらですね。

 

過度な練習もお子さんを
挫折させてしまう原因にもなりかねないので

1日練習しない日を作るのも大切ですよ。

 

自制心は年齢や

お子さんの性格によって差があるので、

お子さんに合わせて工夫する必要があります。

 

10分の練習はするけどそれ以上の練習はしない子に

対して「時間が足りない。

それじゃうまくならないぞ

何度言えばわかるんだ」

 

と言ってしまうのと

自分の中で決めたことがダメなんだと思うようになり

自分から練習を辞めてしまう。

 

なんてことにもなりかねないので

10分の練習でも継続している。

 

過程をしっかり褒めるようにしてください。

 

そこで周りの子と比べて

あの子は○○時間練習をしているんだから,あんたも○○くん・ちゃんみたいに練習をしなさい!いい加減にしなさいよ!

 

なんて声をかけてしまったら

子どものやる気もどんどん奪われてしまいます。

 

だからこそ、よその子と比べるのではなく

お子さんには、全力を出すことだけに意識をさせて

欲しいんですよね。

 

勝負の世界は勝たないと意味がないのですが

勝つことと同じくらい

今までの練習成果を十分に発揮できたか。

 

できなかったかにも意識を向けて欲しいです。

 

そして子育ても、勝ったから褒めるのではなく

全力を出し切ったことを褒めるようにしてください。

 

「うちの子は褒めるところがないんですよね」と

おっしゃる方もいますが本当に
1つも褒めるところはないのでしょうか?

 

例えば1ヵ月前のお子さんと
比べるとできる事は増えていませんか?

 

日本人はついつい
「できない」ことばかりに目がいきがちで

「できるようになったこと」を見逃してしまっている。

 

そのため
褒めることが少ないとなってしまうんですよね。

 

お子さんは、1ヵ月もあればめちゃく

変化をしています。

 

一生懸命に物事に取り組んでいる姿。

全力を出し切ったとき。

 

どんな些細なことでも構わないので

褒める習慣を作って頂きたいです。

 

とは言っても

親世代は、就職氷河期ともあり

親が親から褒められた経験がないかと思います。

 

なので、褒めるのがハードルが高い場合は

お子さんの頑張りを認めてあげてください。

 

認めてあげるだけでもお子さんは

嬉しんですよ。

 

一緒にお子さんのサポートをしていきましょうね。

 

では今日はここまでにしますね。

 

明日はこれからのお子さんに必要不可欠な

「自ら目標を立てて、主体的に物事を進める力」について

お話をしていきます。

 

子どもが「○○と言ったら

手取り足取りなんでもしてあげないと

いけないと思いついつい

手助けしていませんか?

 

これだと子どもの

自主性を下げてしまっているので

要注意です!!

 

明日も楽しみにしていてくださいね!

 

では、今日も最後まで

読んでいただきありがとうございました!

 

めぐ@丁寧な空手家育成教室