こんばんは！
めぐ@丁寧な空手家育成教室（＠karateOlympic)です。
今日もブログを読んでいただき
ありがとうございます！
【子どもと向き合う基礎講座】の4日目です。
これまでは
・自己肯定感
・やる気の出し方
・忍耐力
についてお話をしてきました。
4日目の今日はあなたにもお子さんにも通じる
「心の回復」について紹介します。
1日目でもお話しをしたんですが、
褒めて育てられた子は、自己肯定感が高いんですよね。
自己肯定感が高いと自分のことを大切に思い
周りの友達も大切にできるので人間関係もよくなります。
自分に自信をもてるため
失敗よりも成功を強く意識して
前向きにチャレンジしたり
壁にぶつかっても立ち向かっていくことができるんですよ。
自分を信じて自分が選んだ道を
最後までしっかり歩いていくことができます。
新しいことにチェレンジをすると
必ず失敗はつきものです。
なんでもかんでも完璧にこなすことができる！！
という方はいないでしょう。
だからこそ、途中で大きな壁にぶつかったとしても
もう一度チャレンジをしてみようと
思える心が必要なんです。
自分が予測をしていなかったできごとが起きたとしても
「次はできる。僕・私ならできる」と
思い立ち直ることもできます。
勉強もスポーツそうなんですが
負けたとしても自分を攻めたり・諦めたりせずに
次にどうやったら
繋げていくことができるようになるのか。
を考えるようになり
今できることをしっかり把握し
前向きに取り組むことができるようになるんですよ。
あなたはお子さんに
「自分の頭で考え判断できる子になって欲しい」って思っていませんか？
しかし、自己肯定感が低いと
「どうせダメなんだ」
「どうせ僕・私はできっこないよ」と
乗り越えられそうな壁でも
挑戦すらせずに諦めるようになってしまいます。
失敗したことに対して
頭ごなしに怒られ続けていると
「失敗＝いけないこと」と思うようになり
失敗ができなくなり
「いい子」を演じ続けなければならなくなってしまいます。
いい子であり続ければ
親から怒られることもありませんし
失敗することもありません。
失敗をしてしまうと、怒られてしまうことが
頭に植え付けられてしまうと
次第に新しいことにチャレンジをしなくなり
失敗を避けるようになってしまいます。
せっかく頑張ってやっていることを
失敗して怒られてしまうと
やる気もなくなってしまいますよね。
何もかも放り出したいって気持ちにも
なってしまうんですよね。
でも失敗しない人生ってあり得ないじゃないですか。
失敗して一時的に落ち込み、挑戦をする。
人生って失敗の繰り返し
じゃあないですか？
今のあなたがあるのも
過去の失敗があり今に至っていますよね。
なので、失敗する人生でもいいじゃないですか。
失敗の数って、星の数ほどあって、
ずっと引きずってしまっていると
全然、前に進まないと思いませんか？
なので「失敗」してもいいんですよ！！
失敗してもすぐに立ち直り
また頑張ろうと思う。
失敗を次に繋げ
同じ失敗を次に繰り返さなければ大丈夫なんです。
なので、失敗は成功するための
種なんですよ。
でも、大事なのは、
上手く行ってない時に
どうするか？ってことではないでしょうか？
ここで、
人生が大きく分かれると思うんですよね。
多くの方は失敗を避けるために
うまくいく方法を教えて欲しいと相談をしますが
うまくいく方法って人それぞれじゃないですか？
その方法を試したからといって
必ずあなたが成功をするという保証もありません。
失敗を防ぐことはできますが
うまくいく方法を聞いて
失敗をしてしまうこともあるんですよね…
なのでいかに上手くいっていないときに
立ち直って次にどういう行動をとるのか。
失敗からすぐに立ち直る力。
すぐに頑張る活力に変える。
それが何よりも人を成長させる
「力」にもなります。
これが「心の回復力」なんですよ。
人の心は目には見えませんが
あなたが想像している以上に
お子さんの将来、お子さん自身を支えてくれる
力に生まれ変わるんですよ。
今まで失敗をし恥をかき
たくさん頭も下げてきたかもしれませんが
それは過去の話であって、過去をどれだけ悔やんでも
過去に戻ることはできないじゃないですか？
過去を変えることはできませんが
あなたの未来。
お子さんの未来は変えることができるんですよ。
だから失敗は悪いことではないので
お子さんにはどんどん挑戦をさせてあげて
失敗も経験として乗り越えられる
子どもになって欲しいですよね。
それができるのが親の
あなたしかいないんです。
人生失敗しても大丈夫！！
人は失敗を繰り返し
できることが増え
大きく成長する。
なので今日お子さんの
「心の回復力」を伸ばしていくためにも
あなたにお伝えをしています。
育児に、正解はありません。
「心の回復力」なんて
なかなか人から教わることって
ないですよね。
でもこれを知っているか知らないかで
お子さんの成長の速度も変わってきます。
小学生低学年にもなれば
いろいろな疑問も生まれ
自己主張もしてきますよね？
「これやって！！あれやって！！」
「なんで○○はしちゃいけないの？？」
疑問に思ったことはなんでもかんでも
聞いてくる。
時には鋭い質問をされ答えられないことも
あるかもしれません。
答えられない質問があるときに
あなたはお子さんに
どういうふうな態度で接していますか？
少なくとも
「今忙しいから向こうに行ってなさい」
「後からにして！！」なんてことは言っていませんよね？
実はこの聞き流す行為は
お子さんの心の回復力にもつながってくるんですよ！！
「え？そうなの！！」と思いませんでしたか？
普段何気ない言葉でもお子さんに与える
言葉の影響力はもの凄い物なんですよ。
普段から子供たちの会話を
聞き流していると
お子さんたちは、
「お父さん・お母さんは
僕・私の話を聞いてくれないんだ…」と
心の中で思ってしまいます。
そうすると、お子さんはだんだん
学校の話や友達関係の話などをしてくれなくなり
あなたと距離を置いてしまう。
「どうせ、お父さん・お母さんに話しても
聞いてくれないからいいや」と
自分の心の中で解決しようとします。
お父さん・お母さんに相談をしたいのにできず
一人で抱え込み心が押しつぶされそうになる。
辛くて
きつくて
SOSを出しているのにそれすら気づいてもらえない。
相談できずに1人で抱え込むのって
非常にきついんですよね。
だんだん周りまで信じられないようになり
自分の殻の中に閉じこもってしまう。
お子さんの心の回復力は
どんどん減っていきます。
親に対する主張だけではなく
本当はこう思ってるけど、
友達に嫌われたくないから言わない。
喧嘩をしたくないから
自分の意見を言わずに他人に合わせるようになる。
自分の意見より相手の方が正しい。
お子さんが「○○をしたい」と言えなくなってしまい
友達との交流や、自分の見方や
考え方を広げたり深めたりすることが
できなくなってしまうかもしれません。
子どもが、伸び伸びと自己表現するには、
自分が受け入れられている安心感
を持っていることが大切なんですよ。
お父さん・お母さんは
「ちゃんと僕・私のことを理解してくれている」と
思う安心感なんです。
では、子どもたちが主体的に「思いや考え」を
伝えられるようにするためには
大人の私たちはどのような
サポートができるのでしょうか？
それは一人一人の子どもが
自分の思いや考えを素直に表現できる場を作り
しっかりお子さんの話を聞ける時間を作ることです。
仕事や家事が忙しいと
お子さんの話を聞き流しになりがちになりますが
1日、5分～１０分でいいので
お子さんの話を聞いてあげられる時間を作ってください。
どんなに仕事や家事が忙しくても
5分～10分の時間は作ることはできますよね？
そのときは何かをしながらではなく
一旦やっている手を止めて
お子さんと向き合って欲しいんです。
お子さんと向き合うだけで
お子さんは安心して話ができるようになるんですよね。
もしあなたが今のまま
お子さんと向き合わずに話を流していると
お子さんは、自己主張ができなくなり
周りに流され、自分に自信が持てない
お子さんになってしまうかもしれません。
そうならないためにも
親は子どもの話や考えを
受け入れてあげること。
これがお子さんの
心の栄養にもなります。
お子さんの成長をサポートするのは
親のあなたしかいないので
子どもの思いや考え方に共感しながら
思いやりをもって接してあげてください。
そうすればきっと
あなたのお子さんはあなたみいな
大人に成長をしますよ。
子どもはしっかり親の背中をみて
成長をしていますので。
では長くなりましたが
今日はこの辺にしますね。
明日は
親御さんに頂いた質問にお答えします。
あなたのお子さんにも
当てはまっているかもしれないので
明日も楽しみにしていてくださいね！
では、今日も最後まで
読んでいただきありがとうございました！
めぐ@丁寧な空手家育成教室