こんにちは

めぐ@丁寧な空手家育成教室(@karateOlympic)です。

 

よく、道場の先生から間合いを取れ!

 

「間合いを詰めろ」とお子さんが言われたことはありませんか?

 

「間合い」と言われるけど、そもそも間合いって何?

 

空手初心者にとってこの間合いは非常に難しいものとなっています。

 

ここで間合いについてもう一度理解を深めていきましょう!!

 

結論からいいますと「間合い」というのは、自分と相手との前拳が触れる距離のことをいいます。

 

 

空手の中で、自分、そして相手の攻撃範囲の距離とも言えます。

 

組手では、この「間合い」を理解し、自分で距離を測りながらつめたり、離れたりしなければなりません。

 

間合いがわかっていないと、いくら自分から攻めたとしても、距離が遠いと相手に届かないし、相手からカウンターをもらったりするので、しっかり間合い掴む練習をしてください。

 

では、自分と相手の『間合い』を知るには、どうしたらいいのでしょうか?

 

空手で大切な役割を持つ間合いですが、その間合いを知るにはどうしたら良いと思いますか?

 

まずは、今すぐできる間合のはかり方を紹介しますね。

 

自分の間合いって?

組手の試合をしているけど、うちの子は技が届いていない。

 

「どうすればいいの?」と思いますよね。

 

この間合いは、簡単にできます。

 

空手は、両手両足に間合いが存在しますよね?

 

突きの間合いと蹴りの間合いでは、明らかに距離感が違います。

 

この突きと蹴りの間合を分けずに、同じ距離で試合をしたらどうなりますか?

 

突きの場合は、ポイントになるかも知れませんが、突きの間合いで蹴りをしてしまうと反則になりますよね?

 

逆に、蹴りの間合いで突きをしたら、確実に相手に技は届かないですよね?

 

間合いと言っても本当は二種類の間合いがあるのですよ。

 

なので、このことは組手をする上では絶対に覚えておいてください!

 

突きの間合い

まずは突きの間合い。

 

いつも構えている構え方をしてください。

 

そこから順突き・逆突きをした時に、手が届く範囲が間合いになります。

 

次に足の間合い突きと一緒で普段の構え方をします。

 

そこから、前蹴りや回し蹴りをした時に、足が届く範囲が足の間合いになります。

 

なんとなく、イメージはできましたでしょうか?

 

自分と相手の間合いをはかる

自分の間合いをわかるためには、壁などに向かって突きや蹴りをして、ギリギリ壁に届かない位置を間合いとします。

 

これによって、一人でも自分の間合いをはかることができます。

 

(引用:この絵は、カラテウサギさんの

許可を得て使用しています)

 

自分の間合いはわかったけど、一番難しいのが相手の間合いです。

 

相手の間合いは、足の長さや身長で変わってきますし、試合相手を選べませんよね?

 

毎回違う相手で、その瞬間に間合いを判断するのは非常に難しいです。

 

私も、間合いを取るのは苦手でした。

 

そこで私が行っていた間合いの取り方は、自分から攻撃を仕掛ける。

 

「自分から攻撃をして間合がわかるの?」と思いましたよね?

 

なぜ、自分から攻撃をすることで相手の間合いがわかるのかといいますと、相手はどんな技に反応をし、どんな技にカウンターを狙ってくるのか

 

相手の動きを誘いながら、間合いをはかることができるからです。

 

そこで意識してほしいことがあります。

 

練習のときから間合いを意識して練習をする。

 

全く知らない相手と組手をすると警戒しちゃいますよね?

 

道場の子と練習はするけど、毎回同じ間合いで練習をする子は少ないはずです。

 

道場にはいろいろな組手のやり方をする子がいるので先輩、後輩関係なく練習ができる環境なので常に練習の時から間合いを意識してみてください。

 

そうすることで、相手の間合いだけではなく得意技なども見えてくるし、道場内で同級生の試合研究もできちゃうわけなのです。

 

とにかく自分の間合いをつかむためにはいろいろな選手と練習をしてみてください。

 

間合いをわかれば試合も伸びる?

ここまでで、間合いの練習方法を紹介してきましたが、この間合いさえわかれば試合はお子さんのペースに持っていくことができます。

 

自分の間合いがつかめるようになると相手の突きをかわしたり、蹴りを避けたりカウンターをとることもできます。

 

それに今までカウンターを相手から良く狙われていた子は特に、カウンターを狙われにくくなります。

 

結論をいいますと、自分のペースで組手運びができるようになり、いつも試合の主導権はあなたのお子さんに委ねられるのです。

 

自分が攻撃したい場所にめがけて突きが出せるようになる。

 

華麗なる技を決めて会場を沸かすこともできるようになるかもしれません。

 

想像してみてください。

 

あなたのお子さんは、試合会場のヒーローです。

 

自分の間合いがわかり、相手の突きが読め、ポインドどんどん入る。

 

これまで苦手としていた相手と駆け引きができるようになる。

 

もうこれができたらお子さんは敵なしです。

 

間合いをわかるようになると試合の勝ち数も増えていきます。

 

なのでしっかり間合いをマスターして行きましょうね!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

間合いの取り方はわかりましたでしょうか。

 

もしわかりにくかった場合は遠慮なくLINEに連絡をしてください。

 

あなたのお子さんのためにしっかりサポートをさせて頂きますので。

 

私の経験を交えますと、普段から間合いを意識しながら組手をし、練習の成果を試合で試し、ビデオで復習をする。

 

この練習を繰り返し行うことにより、少しずつ間合いがわかるようになり勝てるようになりました。

 

間合の感覚を養うには、毎日コツコツ努力をするしかありません。

 

今日聞いたから明日すぐにできるようになる!!

 

なんて甘い話は空手にはないで、長い目でみてお子さんの成長を見守って行きましょう。

 

空手の練習は修行でもあり、この練習を耐えることができれば、ライバルにも勝てるようになり、あなたのお子さんは実力をメキメキと発揮させていきます。

 

練習時に意識して間合いの取り方を実践してみてください。

 

それと間合いの取り方のトレーニングなのですが、開始線からはじめる相打ちの練習が効果的です。

 

「はじめ!」の合図で同じ技で相打ちになる。

 

あと、片方が止まり、片方はステップで相手の間合いに何もせず入っていき、止まっている方は間合いに入ったら何かしらの技を出す。

 

という練習方法もありますので、是非参考にしてみてくださいね。

 

では、この辺で失礼致します。

 

引き続き、よろしくお願い致します。